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中舘「いい騎手人生でした」5度胴上げ

引退式で騎手仲間から胴上げされる中舘騎手(撮影・酒井清司)
引退式で騎手仲間から胴上げされる中舘騎手(撮影・酒井清司)

 中舘英二騎手(49)が25日、31年の騎手生活を終えた。中山6Rサウスリュウセイを、4角2番手の積極策で5着に導いた。「逃げ」と「ローカル」で一時代を築いた個性派が、3月に調教師に転身する。

 引退式で大勢のファンに囲まれた中舘は、「本当にいい騎手人生でした」と目頭を押さえた。ラストラン後、「5着であんなに喜んでくれて。そういう乗り役だったのかなと。泣きそうになった」とファンに感謝したが、引退式では涙がこぼれた。最後に騎手仲間の胴上げで宙を5度舞うと、「外国の騎手に負けないよう頑張って。逃げの極意? まだ教えるのはもったいない」と笑った。

 馬事公苑で養成された最後の世代。下手で劣等生だった男を一流に押し上げたのが「逃げ」だった。スランプだった新人時代、師匠の加藤修甫調教師に「どの馬でもハナに行け」と言われた。「先生の言葉に加え、逃げが最もリスクの少ない乗り方だから」。通算1823勝の43%の793勝が逃げ切り勝ち(4角先頭含む)だった。「速い馬を邪魔せず走らせるだけ。いつも逃げるとひやひや。追い込む方が楽」。

 福島の425勝などローカルで全体の74%にあたる1346勝を刻んだ個性派が、調教師として再び光り輝く。「またこうやって皆さんに囲まれるようになりたい」と決意を語った。【山田準】

 ◆中舘英二(なかだて・えいじ)1965年(昭40)7月22日、東京都生まれ。84年3月デビュー。ツインターボの大逃げやヒシアマゾンとのコンビで魅了。JRA1万7699戦1823勝(歴代9位)。重賞は93年阪神3歳牝馬S、94年エリザベス女王杯(ともにヒシアマゾン)、07年スプリンターズS(アストンマーチャン)のG1・3勝を含む30勝。

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 [2015年1月26日9時0分 紙面から]




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