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ポルトフィーノ能力違う/アーリントンC

吹雪の中、追い切られたポルトフィーノ
吹雪の中、追い切られたポルトフィーノ

<アーリントンC:追い切り>

 アーリントンC(G3、芝1600メートル、3月1日=阪神)で、天皇賞馬エアグルーヴの娘ポルトフィーノ(牝3、栗東・角居)が無傷の3連勝を狙う。ブランクをはねのけ快勝した前走エルフィンSの後は、けいこで折り合いを習得。最終追い切りではスピード感あふれる走りを披露した。牡馬相手でも能力は一枚上。ここでさらに弾みをつけ、堂々とクラシック戦線へ向かう。

 向かってくる吹雪が、ポルトフィーノのスピード感を際立たせた。視界がぼやけるほどの悪天候の中、Dウッドで5ハロンから単走。強めに追われると、3ハロン38秒3-12秒6をマーク。風のように駆け抜けた愛馬に、酒井助手は「折り合いに専念して、狙い通りの調教ができました」と納得の様子だった。

 脈々と受け継がれる能力は、ポルトフィーノのDNAにもしっかり刻み込まれている。母は96年オークスと97年天皇賞(秋)の優勝馬エアグルーヴ。姉はエリザベス女王杯を連覇(03、04年)したアドマイヤグルーヴという良血。昨年6月の新馬戦で5馬身差の圧勝を果たした後、札幌2歳Sを筋肉痛で回避。8カ月ぶりの復帰戦となったエルフィンSでは武豊騎手が「折り合いが心配」と危惧(きぐ)していたが、次元の違うスピードで独り舞台を演じ、2馬身半差の逃げ切りを果たした。

 中間の調教は、前走の坂路からEコースに変更された。「坂路での調整は難しくて…。馬が落ち着いて折り合えるところを見つけました。かしこい子なので、調教でも自分で折り合いをつけられるようになってきましたね」(酒井助手)。まだ3歳だが、あん上の指示に従うことをしっかりと学習した。久々をひとたたきしてから、気配は上昇一途だ。「上積みは、間違いなく大きいです。今回は強い男馬が相手だけど、牝馬同士のスローよりも競馬はしやすいでしょうね」。相手強化は、むしろ好都合といえる。

 「たぐいまれなスピードが持ち味。ユタカさんに任せて桜花賞へ行きたい」。酒井助手は声を弾ませながら先を見据えた。父、母、兄、姉。すべての背を知る武とのコンビなら、心配はいらない。輝ける道をポルトフィーノが突き進む。【平本果那】

[2008年2月28日8時21分 紙面から]

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