開幕前から日本の1次リーグ突破の可能性は十分あると断言してきた。ポーランドとの第3戦は3-1で日本の勝利と予想。根拠は2つあり、まずは日程面。今回は中4日ではなく、中3日の試合。コロンビア戦でのポーランドが示したように、前半途中で体力を消耗し、その後は反撃する力を残していなかった。スタミナ勝負では圧倒的に日本が有利で、敗退が決まった相手に負ける要素はない。

 2つ目は日本の俊敏さに、ポーランドは対応できないと見る。横の動きに弱く、乾や香川らの攻撃がはまり、得点機会は相当増えるはずだ。柴崎のパスワークも依然好調だし、完全に日本の主役に成長してきた。守備に関しても吉田と昌子が、レバンドフスキに2対1の数的優位な状況を作れば簡単には失点しない。体力+俊敏さを武器に日本がベスト16へ進む。(日刊スポーツ評論家)