日本協会は21日、東京・文京区のJFAハウスで女子東アジア杯(8月1日開幕、中国・武漢)に臨む、なでしこジャパンメンバー23人を発表した。

 初招集はGK武仲麗依(れい、23=仙台)、GK山下杏也加(あやか、19=日テレ)、DF村松智子(20=日テレ)、MF柴田華絵(22=浦和)の4人となった。会見に出席した佐々木則夫監督(57)は「武仲は仙台に移籍して試合勘が良くなった。山下も大きな可能性を感じる。2人とも非常に若いが、存在感があり伸び盛りで左利き。ベテランGK(福元、海堀)を脅かしてほしい。村松はサイドバックもセンターバックでも期待でき、安定感がある。柴田は右サイドでのターン、切り返し、スペースで抜き去る力がある」と、それぞれ評価した。

 なでしこジャパンは8月1日に北朝鮮戦、同4日に韓国戦、同8日に中国戦の3試合を行う。

 GK武仲 自分の持てる力を出し切って、サッカーを楽しんで、たくさん学んで帰ってきたい。

 GK山下 この先の五輪、W杯に選ばれるためにも、東アジア杯で結果を出すことが大事。代表でたくさんのことを吸収したい。

 DF村松 とてもうれしいです。自分の良さを出せるように全力で頑張ります。

 MF柴田 全力を尽くして、少しでもチームの力になれるよう頑張ります。