サッカーの日本代表候補合宿が7日、千葉県内でスタートした。今年初の代表活動。ハリルホジッチ監督(63)は練習冒頭の円陣で約12分間にわたり「これから第2段階に向かう」と、要求に応えられない選手をふるいにかけ、激しいサバイバル競争になっていくと明言した。

 戦術練習では、奪われたボールをすぐ取り返し攻撃に転じるため、20メートル×30メートル四方のコンパクトなスペースで、プレスをかける「ゾーンプレス」に取り組んだ。指揮官は「ゾーンプレスはJのクラブで川崎(川崎F)がやっている。たまに湘南もやるが。もっとJリーグでもやっていかないといけない。やっているクラブはあるか」「国内のサッカーのレベルが低い」とはっぱをかけ、ピリピリムードが漂った。