先制点を決めたFW大迫勇也(27=ケルン)に笑顔はなかった。

 試合後のインタビューでは「悔しいですね。言い訳できないし、自分たちの課題が出た試合。(先制した後)後ろに下がってしまったのが問題。2点目の意識がなかった」と厳しく試合を振り返った。先制点は前半8分、CKから鮮やかに頭で合わせた。「いいボールがきたんで当てれば入るかなと」。W杯出場がかかる次戦オーストラリア戦へ「勝つしかない。次こそ大一番かな、と思う」と気合を入れ直した。