日本(FIFAランク45位)がイラク(同120位)と1-1で引き分け、W杯6大会連続出場に王手をかけた。

 日本が1点を守り切れなかった。ハリルホジッチ監督が「プレゼント」と悔やんだ失点は、リードした後半27分。相手のドリブルに対してDF吉田が体を入れて川島の飛び出しを待ったが、息が合わず交錯し、詰めたMFマハディに決められた。川島は「(吉田)麻也はブロックしたけど、自分からは麻也の後ろに相手が来ているのが見えた。『クリア』と言ったけど、対応できなかった」と連係の乱れを悔やんだ。吉田も「我慢できるかどうかが大事だと思っていたのに、できなかった」と唇をかんだ。

 センターバックは2戦連続で吉田と昌子がコンビを組み、短期間でラインコントロールは上達したものの結果は2戦とも失点。相手のワンチャンスに泣き、酒井宏の負傷退場も響いた。