ACミランを退団する日本代表FW本田圭佑(31)が16日、石川・金沢大学で「特別講演」を行い、教壇に立った。

 “本田教授”は上下白のスーツで登場。約600人の学生が会場の講義室を埋め、入りきれない学生が外に800人も列をつくるほどの盛況ぶりだった。

 死生観や、道徳について、真剣に語り、その後の学生との一問一答では、真剣勝負した。

 フル出場した13日のW杯アジア最終予選イラク戦の開催地テヘランからドバイを経由して、中国・上海入りし、15日には自身のサッカー教室を行った。そして上海からそのまま金沢入り。学生との時間を過ごした。

 「ここに最初来たときに、こんなに盛大に迎えていただけるとは思っていなくて」と感謝した。

 金沢は星稜高時代の3年間を過ごした思い出の場所。この地には、特別な思いがあるようだ。