ACミランを退団する日本代表FW本田圭佑(31)が16日に帰国し、星稜高の3年間を過ごした金沢市の金沢大で「特別講演」を行い、教壇に立った。

 上下白のスーツで登場。4時間以上前から入場を待つ列ができ、約600人が講義室を埋め、入りきれない学生も外に800人が殺到する盛況ぶり。死生観や道徳について語り、その後の一問一答では相手を真っ正面から見すえ“真剣勝負”した。来年のW杯ロシア大会を「集大成」と位置付け、出場し勝つために「何でもやります。どんな犠牲を払ってでも」と決意を語った。