日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が20日、開催中のコンフェデレーションズ杯を視察するためロシアに向かった。今日21日のロシア-ポルトガル戦から3会場で計4試合を見る予定。出発前に取材に応じ「オーストラリアを見に行きます。大事な試合に向けての準備」。最重視するのはオーストラリアの1次リーグ残り2試合。先乗りの西野朗技術委員長と2人で丸裸にする。

 19日のオーストラリア-ドイツ戦も映像でチェック。よほど入念に行ったのか、眠そうだった。「世界チャンピオンのドイツに対し、よく持ちこたえていた。同点になっていてもおかしくなかった。ゲームコントロールができるチーム。特にパワーが目立った」と強く警戒。大会視察後は自宅のあるフランスに戻って英気を養う。必勝法を携えての再来日は、8月初めの予定。