日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が10日までに、W杯出場のかかる同アジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)を“国民的行事”と定義し、国民一丸での戦いを呼び掛けた。日本協会のSNSなどに動画メッセージをアップ。運命の一戦への熱い思いをほとばしらせた。

 <ハリル監督のメッセージ全文>

 8月31日は非常に大切で歴史的な試合になるでしょう。W杯に行けるかどうかの試合です。

 “チーム”というのは、11人だけを指すのではありません。ベンチに控える選手、チームスタッフ、その他多くの関係者に加えて、サポーター、国民全てです。

 この試合はフットボールという試合だけにとどまらず、国民にとって威信をかけた、誇りをかけた戦いでもあるわけです。

 そのために、全国民で団結して、全ての力をプレーする11人に与えて欲しいのです。

 この試合に勝つために、チームの中と外にある全ての力を集結して団結することをフランス語で「ユニオン サクレ」と表現します。

 皆で力を合わせてビッグマッチに勝利し、W杯に行きましょう。