FW浅野拓磨(22=シュツットガルト)が先制点を決め、日本を6大会連続のW杯に導いた。

 前半41分、左サイドでDFを振り切ったDF長友佑都(30=インテルミラノ)がクロスボールを上げると、DFの背後にフリーで抜け出し、左足でゴール右に決めた。ゴールを決めた次の瞬間、お約束のジャガーポーズを繰り出し、満面の笑みを浮かべた。

 浅野は「逆サイドでボールを持った。あれを狙っていた。佑都君がいいボールをくれたので合わせるだけだった。あれ(裏に抜けること)しか貢献できない。勝利に貢献できて良かった。自分が出来ること全てを出して、皆さんを喜ばせようと思った」とゴールを振り返った。

 2点目を決めたMF井手口陽介(21=G大阪)と、若手が突き上げてのW杯決定だった。「僕らの世代が底上げしないと行けない。若い世代ではない。上の人を脅かせるようにしたい」と本大会へ意気込んだ。