W杯予選では初、代表で2年半ぶりの先発に抜てきされたFW乾貴士(29=エイバル)が、左サイドで存在感を示した。

 ゴールこそ奪えなかったが、持ち味のスピードを生かして前線をかき回した。ロシアW杯本戦に向けては「僕のポジションは層が厚い。競争は厳しいと思うが、負けないように切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」とレギュラー取りに意欲を示した。