MF香川真司(28=ドルトムント)は不発に終わった。6月の国際親善試合シリア戦で左肩を負傷し、4試合ぶりの国際Aマッチのピッチだった。

 開始直後から積極的にゴールを狙ったが、前半に放った3本のシュートはいずれもゴールネットを揺らすことができず、「チャンスがあったのに残念だった。次はしっかり決められるようにやっていきたい」と悔しがった。

 来年のW杯ロシア大会を「自分の集大成となるW杯だと思っている」と明言した。「年齢的に見ても経験でも、次は正直分からない。次があるとか変なことを考えたくないですし。それぐらいの気持ちを持ってやっていきたい」と自らにプレッシャーをかけている。

 次戦に向け「きょう出た課題を一人一人が感じながらつぎにつなげたい」と前を向いた。