14日にベルギーのブリュージュで行われたサッカー日本代表とベルギー代表の国際親善試合が、テロの標的となる可能性があったと同日、地元メディアが報じた。試合会場を狙う計画があるとの情報が警察に寄せられ、警備を強化して対応した。

 金属探知機でのチェックを行い警察官の増員もした上で、情報分析の結果、テロの可能性は低く安全が確保できると判断した。試合開始から約30分後にようやく入場できた観客もいたという。

 ベルギーでは昨年3月にブリュッセルの地下鉄駅と国際空港で同時テロが起きて32人が死亡し、日本人2人を含む約340人が負傷した。