日本サッカー協会は30日に都内で会見を開き、東京五輪世代であるU-20日本代表が参加するM-150杯(タイ)のメンバーを発表した。森保一監督の初陣となる。会見に出席した森保監督は「代表の監督として初めての大会。いいスタートができるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 5月のU-20W杯韓国大会に出場したFW久保建英(16=東京)らメンバーは1人も入らなかった。森保監督は「まだまだこの年代で可能性のある選手を見ていくということ。私もより広くとらえながら選手を見たい」と選考の意図を語った。来年1月には中国でAFCU-23アジア選手権があるが、「メンバー(選考)は分けて考えている」とし、より多くの選手を見たい考えを示した。

 チームは9日にU-23タイ代表、11日に同北朝鮮代表と対戦し、15日に順位決定戦を行う。

 メンバーは以下の通り。

【GK】オビ・パウエルオビンナ(流通経大)、大迫敬介(広島ユース)、谷晃生(G大阪ユース)

【DF】庄司朋乃也(金沢)、岡野洵(千葉)、大南拓磨(磐田)、立田悠悟(清水)、麻田将吾(京都)

【MF】浦田樹(北九州)、岩田智輝(大分)、長沼洋一(山形)、平戸太貴(町田)、神谷優太(湘南)、三笘薫(筑波大)、井上潮音(東京V)、宮崎幾笑(金沢)、松本泰志(広島)、菅大輝(札幌)、針谷岳晃(磐田)、渡辺皓太(東京V)

【FW】旗手怜央(順大)、上田綺世(法大)、小松蓮(産能大)