東アジアE-1選手権に臨む男子日本代表合宿の2日目の練習が5日、都内で行われた。

 実戦形式などのメニューで約2時間、試合での動き方などを細かく確認した。今回は初招集の5人に加え、久々に招集された選手も多く、ハリルホジッチ監督は「分からないことがあったら話し合いながら」などと声を掛けながら動きを見つめた。

 練習前のミーティングは約2分半と短く、練習の大部分が6対6のパス回しや、10対10の戦術確認だった。視察した関係者も「公開練習でここまでやるとは思わなかった」と話すほどの内容で、国内組のみのメンバーにハリルサッカーをしっかりと伝授した。

 10対10の練習では、ハリルホジッチ監督が笛を吹いてプレーを止めながら熱心に指導。MF大島(川崎F)やMF井手口(G大阪)ら若手には大きな声で名前を呼び、身ぶり手ぶりで試合中の動き方を伝えた。

 練習には2日連続で24人のメンバーが姿を見せたが、左脇と左足首の痛みを訴えて4日の練習を早々に切り上げていたFW杉本(C大阪)は、全体練習には参加せず、別メニューで調整を行った。