森保一監督(50)が指揮する日本代表の初陣(7日・チリ戦)に向けた合宿が4日、札幌市内で行われた。

合宿2日目となるこの日、海外組のMF堂安律(20=フローニンゲン)、MF南野拓実(23=ザルツブルク)、DF植田直通(23=セルクル・ブリュージュ)、MF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)が合流。23人が全員集合した。

練習前の円陣では、森保監督が前日に続き「戦う姿勢と、球際のベース」を再び説いたという。この日合流した堂安ら4人は軽めのランニングで終わったが、初日からいるメンバーは戦術練習に入った。

8対8の戦術練習では、ビブス組がFW小林、FW浅野、MF伊藤、DF車屋、MF青山、DF室屋、DF遠藤、DF三浦。ビブスなしの組がFW杉本、MF天野、MF伊東、MF三竿、DF槙野、DF冨安、MF守田だった。別メニューの4人も、戦術練習をピッチの外で食い入るように見つめていた。

南野は15年11月以来、約3年ぶりの代表の場。「早く練習に参加したい」とはやる気持ちを口にし「自分のプレーをしっかり出してアピールしたい。攻撃の所で結果を出せれば」とイメージをふくらませていた。