日本代表は8日、札幌市内で11日のコスタリカ戦(パナS)に向けて調整した。

森保監督が6日間の札幌初合宿を打ち上げた。6日未明の大地震で初陣チリ戦は中止になったが「今の北海道を考えれば試合できなくて当然」。コスタリカ戦で起用できるのが最大17人となり、全員を試せなくなったことには「今後も追う。いいプレーをすれば次の道が開ける」と選手に理解を求めた。

前日7日に地元ファンの前で紅白戦を行い「気持ちの入った練習を見てもらえたと思う。また来たい」と再訪を約束。激動の中で主将をMF青山に任命した理由には「やってほしいと。普段の姿勢をチームに示してと頼んだ」と明かした。夕方には、混雑が少し緩和された新千歳空港から大阪・伊丹空港へ。利用客たちに手を振りながら25分遅れの移動便に乗り込んだ。