日本サッカー協会は4日、10月の国際親善試合「キリンチャレンジカップ2018」2試合の日本代表メンバーを発表した。

ワールドカップ(W杯)ロシア大会後、2度目の活動機会となる。W杯後に就任した森保一監督(50)の初采配で白星発進したコスタリカ戦(9月11日、パナS)以来の試合となる。

前回の活動は、W杯メンバー23人の大部分の招集が見送られたが、そのロシアで活躍しゴールを挙げたエース格のFW大迫勇也(28=ブレーメン)とFW原口元気(27=ハノーバ)が復帰した。

2人とも、森保ジャパンには初招集となるが、圧倒的な実績組として、チームの骨格を担う前線の核として、加わる。

大迫は1次リーグのセネガル戦でのゴールで、日本中に“大迫半端ないって”旋風を巻き起こした、点取り屋。移籍したブレーメンでも活躍し、世代交代した日本代表でも最前線に立つ象徴的な存在として期待を集める。

対照的に原口は、移籍したハノーバーで定位置を確保できずにいる。ただ、激しいプレーと、チームのため、全身全霊をかけた鬼気迫る働きぶりには、いつどんな時も変わらない。試合勘が心配されるが、日本代表にかける思いをピッチで発揮し、再びポジションをつかみ取りたい。