国際親善試合キリンチャレンジ杯ウルグアイ戦(16日、埼玉)に臨む日本代表のDF酒井宏樹(28=マルセイユ)が、相手のFWカバニ(31=パリサンジェルマン)を警戒した。

FIFAランク5位のウルグアイ代表はバルセロナのエースFWスアレスが今回は招集されていないが、カバニはスアレスと2大エースとして6月のW杯ロシア大会でチームをベスト8に導いた点取り屋だ。パリサンジェルマンでは今季ブラジル代表FWネイマール、フランスの新星FWエムバペとのトリオで、2人の8得点に続く5得点を記録。首位を独走する同クラブの歴代最多得点者でもある。

同じフランスリーグでプレーしている酒井はカバニを間近で知る。「80分間はポジションを取っていなくても、10分で3点取る選手」と、驚異の仕事人ぶりを口にした。ペナルティーエリアに入られると脅威になることは間違いない。「90分で1点でも決められればそれが評価になる。集中したい」と続けた。