日本代表DF長友佑都(32=ガラタサライ)が17日、成田空港からトルコへ向けて出国した。

6月のW杯ロシア大会に出場した1人として今回の活動を終え、「ここまでの刺激を受けることはこれまで正直なかった」と、年下世代の台頭に危機感を覚えたことを率直に語った。

期間中は「とにかくどん欲であれ」と、年下世代の選手たちに伝え続けてきたという。自ら発する言葉を、自身にも言い聞かせていた。「後輩たちに言葉をかけながら、自分を戒めるという意味でね。僕自身もその気持ちを忘れないように。自分自身も向上心、モチベーションみたいなものがないと。自分を奮い立たせないとね、これから先そんな甘い世界ではないので。いい時間になりましたね」。

突き上げが激しい若手との時間を自らのエネルギーにも変えて、トルコでふたたび研さんを積む。