日本代表DF長友が、代表活動中の堂安とのやりとりの一端を明かした。17日、トルコへ出発する前に成田空港で取材に応じ、「どこにいても、すごく質問攻めで」と笑い、後輩の意欲を歓迎した。世界のサッカー事情や移籍、代表などさまざまなことを話したという。「すごく吸収力があって、成長できる、成功できる要素があるんじゃないか。僕はそれを確信できるぐらい」と、20歳に大きな期待を寄せた。

ロシア組の1人として参加した今回の活動。「ここまでの刺激を受けることはこれまで正直なかった」。年下世代の台頭に危機感を覚えたことも率直に明かし、後輩に伝える「とにかく貪欲であれ」という言葉を自身にも向けた。「自分も奮い立たせないと。これから先、そんなに甘い世界ではない」。与えるだけでなく突き上げてくる若手のエネルギーを長友も受け取った。