1次リーグB組1位のU-19日本は、A組2位の地元インドネシアに完封勝ちし準決勝に進出、2大会連続となるU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。U-20W杯は、来年にポーランドで開催される。

日本が先手を取った。前半40分、敵陣中央でパスを受けたDF東俊希の強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり先制した。

後半に入ると大粒の雨が降る悪コンディションとなったが、後半23分にはGK谷晃生が相手のFKをパンチングで阻止するなどDF陣が一丸となって守り、相手の攻撃をしのいだ。

日本は同25分には、FW久保建英がドリブルでペナルティーエリア右に進入しゴール前に折り返しのパスをFW宮代大聖が決めて待望の追加点を奪い、試合を決定づけた。

注目のFW久保建英は後半のアシスト以外でも、前半11分にはゴール正面からのFKで、DF裏にふわりと浮かしたボールを入れ、DF橋岡大樹が頭で合わせゴールを揺らしたが惜しくもオフサイド。前半35分にはペナルティエリア外、右寄りの位置からFKで直接ゴールを狙うもわずかにゴール右と、久保自身の得点こそなかったものの、存在感を示した。

日本は1日に行われる準決勝でサウジアラビアとオーストラリアの勝者と対戦する。