サッカー日本代表は19日、愛知・豊田市内で国際親善試合キルギス戦(20日、豊田スタジアム)へ向けた前日練習を行った。

森保一監督(50)は公式会見で16日のベネズエラ戦から大幅にメンバーを入れ替えることを明言。同試合に出場し、キルギス戦はベンチスタートが濃厚なキャプテンのDF吉田麻也(30)は1月のアジア杯前、最後の試合であることに触れ「全員が持っているものをひとつでもアピールする最後の場になると思う」と話した。

森保監督は10月の親善試合の際も、パナマ戦とウルグアイ戦で大幅にメンバーを変更しており、吉田は「今は非常に(選手に)チャンスがある状態」。その上で8年前の自身の代表デビュー時を振り返り「あんまり覚えていないけど、やれることをやろうと思っていたし、とりあえず必死だった」と苦笑い。それでも今では代表のキャプテンを任されるまでに成長し「若い選手の勢いを殺さないように、うまく尻ぬぐいをしながら進めればいいと思います」と責任感をにじませていた。