日本代表MF堂安律(20=フローニンゲン)が12日、アジア杯1次リーグ第2戦オマーン戦(13日)に向けて公式練習に臨んだ。エースのFW大迫勇也(28=ブレーメン)が右臀部(でんぶ)痛のためオマーン戦を回避する可能性が高い。

2試合連続得点に向けて堂安は「(大迫不在で)起点がなくなるというのはやっぱり想定する。でも(新たに)入る選手は違う特徴があると思うので、僕は1戦目できなかったことをしっかり修正してやれれば」と冷静に対応する。

トルクメニスタン戦では、前半に苦戦。勝てば1次リーグ突破が懸かるオマーン戦では課題を克服していかなければいけない。

「対戦相手もいるし、自分たちの状況も違う。状況によって判断は変わってくるけど(前回は)なかなか改善策見つけられず前半45分過ぎ去ったイメージがある。それがないようにしっかりゲームに入って、立ち上がりからシュートを打っていくというのは大事」

前回はチームを勝利に導くゴールを決めた。堂安にかかる期待は大きいが、自身へのマークが厳しくなることも予想される。それでも堂安は「1対1で勝てれば状況は変わると思うし、そういうところによって相手の組織を崩すことができると思っている。個で相手を崩すのは僕ら前の選手の特徴。できると思っている」と自信をのぞかせた。