日本代表の主将を務めるDF吉田麻也(30=サウサンプトン)は、無失点勝利での1次リーグ突破を評価した。

前半から攻撃陣はチャンスをつくったものの、得点はMF原口のPKによる1点に終わった。試合終盤にはオマーンが攻勢に出てきたが、冷静にディフェンス陣をコントロールした。吉田は「相手が最後10分でかなり前がかりになったので、そこでカウンターで1発ついて、試合を終わらせられれば非常に楽になるなと思った。そこができればもっともっと良かったですけど、大事なのは予選を突破したことと、ゼロという、目に見える結果を出せたこと。残り10分は非常に苦しかったですけどそれができたということは、チームが成長していくうえで自信につながるんじゃないかなと思います」と納得の表情。

「若いチームなので、目に見える結果を出していくというのが、チームを構築していく中で非常に大事になってくる。大会が始まる前から、この大会を通して成長していかないといけないと言っていたので、その点では、今日みたいな試合は力になってくるんじゃないかなと思います」と、2大会ぶりの優勝に向けて成長を促す価値ある1勝と喜んだ。