アジア杯に出場中の日本代表森保一監督(50)が20日、決勝トーナメント1回戦サウジアラビア戦(シャルジャ)に向けて、試合会場で公式会見に臨んだ。

右臀部(でんぶ)痛で2試合回避しているFW大迫勇也(28=ブレーメン)については「状態は上がってきているということで、今日の練習を見て練習の後にどういう状態なのかをメディカル(医師チーム)と話して考えていきたい」とした。

大迫はこの日の冒頭15分公開された公式練習に参加。公開部分では、別メニュー調整となった10日以降初めて合流し、パス回しやダッシュ練習をした。

会見に出席したDF酒井宏樹(28=マルセイユ)は負けられない一発勝負に「僕はDFの選手なので、とにかく最初に失点しないことを心がけたいし、失点しなければ負けることはないと思っている。攻撃陣も信頼しているので、相手より1点でも多く取れば、先に進める。そこだけを考えたらいい」と、ベスト8進出に向けて意気込んだ。