2大会ぶり5度目の優勝を狙う森保一監督が率いる日本代表(FIFAランク50位)は、20歳のDF冨安健洋(シントトロイデン)の代表初ゴールでサウジアラビア(同69位)を下してベスト8進出を決めた。

▽冨安の話 (代表初ゴール)うれしかったけど、久々だったし、ゴールを取れる選手じゃないので喜び方が分からなかった。個人的にはゴールよりも無失点のほうがこだわりが強いので、無失点のほうがうれしい。とにかく集中を切らさないよう、裏のケアをすること、先に先にプレーすることを心がけた。これで終わりじゃないので、(体の)リカバリーをしていい準備をしたい。

◆冨安健洋(とみやす・たけひろ)1998年(平10)11月5日、福岡県生まれ。中学からJ2福岡の下部組織に入団。高2の15年5月に2種登録され、同年10月の天皇杯3回戦町田戦で公式戦デビュー。16年にトップチーム昇格し、17年のJ2第4節熊本戦でプロ初ゴールを記録。各世代別代表にも選出され、17年5月のU-20W杯韓国大会にも出場した。18年1月からシントトロイデンに移籍。同年10月のパナマ戦で19歳で日本代表デビューを果たした。188センチ、78キロ。