アジア杯準々決勝の相手ベトナムが“秘策”を持って日本戦に挑む。冒頭20分を公開した22日の練習前に取材を受けたMFダイは「日本は序盤から攻撃を仕掛けてくると思う。私たちは最高の集中力で守りきらなければいけない。100%以上の力を出さないと」と警戒。21日は完全オフで休養し、日本戦へ万全の準備をした。

過去最高の8強に並んだ韓国人の朴恒緒(パク・ハンソ)監督は日本を倒す策があるという。02年W杯日韓大会でヒディンク監督のもと、コーチを務めていた朴監督は日本のサウジアラビア戦を視察。ハーフタイムに韓国CBSラジオの記者宋大成(ソン・デソン)さんの取材を受け「日本はパスがうまい。前半は耐え抜いて後半カウンターで勝負に出る」と答えたという。宋さんは「韓国がW杯で4強入りした時の戦い方」。昨年8月にアジア大会で東京五輪世代の森保ジャパンを倒したベトナムU-23代表を指揮していた朴監督。知将の策は手ごわそうだ。【ドバイ(UAE)23日】