MF南野拓実(24=ザルツブルク)が新境地を開拓する。

コロンビア戦から一夜明けた23日、日本代表は横浜市内で先発組と控え組に分かれて調整。トップ下で先発していた南野は「前半は攻守で手応えをつかめていた分、後半失点してから相手ゴールに迫るのが少なくなった」と無得点を反省した。

MF香川が途中出場した後半20分からは1トップで退くまでの14分間プレー。15年11月カンボジア戦以来3年4カ月ぶりに香川と同じピッチに立ち「チームに攻撃のリズム作ってくれる」。下部組織から育ったC大阪の先輩と作る縦関係は新たな選択肢だ。

南野は「いつもはトップ下としてビルドアップ(組み立て)とか(DFの)間を崩してと意識しているけど、よりゴール前で仕事できた」。26日ボリビア戦の出場は不透明だが、定位置だけでなくFWでもアピールし、森保ジャパンの攻撃の幅を広げていく。