なでしこリーグINAC神戸レオネッサの鈴木俊監督(45)が11日、同日未明に行われた、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のW杯初戦・アルゼンチン戦でスコアレスドローとなった結果に「きれいに崩そうとし過ぎていた」と見解を語った。

アルゼンチンのように引いて守る相手にとって、きれいにパスをつなぐというサッカーは守りやすいと述べ「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入でPKが多くなっている。もっとゴール前にクロスを入れる回数を増やした方がチャンスが増える」と説明した。

また、同クラブ所属でW杯初出場のMF杉田妃和(22)について「杉田はテンポ良くボールを動かしていた。ただ攻撃にもっと関わった方が良い」と話した。同じく初出場のMF中島依美(28)については「(中島のポジションである)左サイドをもっと使った方が良かった」と分析した。