スペイン1部の超名門レアル・マドリードへの完全移籍が決まった日本代表MF久保建英(18)が、発表後初めて取材に対応した。

現在、日本代表として南米選手権(コパ・アメリカ=ブラジル)に参加している久保。14日(日本時間15日)の非公開練習後、はじめに「大会に集中したいので、大会の間は大会のことだけでお願いします」と一言。歴史的快挙といえる移籍に関してはひとまず気持ちを切り替え、南米選手権に全力投球する意思を口にした。

世界最古の大陸選手権である同大会は、南米勢にとって最高の権威。「自分は勝手に、W杯と同じくらいの強度だと思っている」と、緊張感を口にした。

初戦の相手は2連覇中のチリとなっている。その後もウルグアイと、強豪との対戦が続く。それでも18歳は「(日本は)軽く見られている印象はあります。むしろ初戦がチャンスなので、勝ち点3をとれるように」とひるむことなく意気込んだ。

この日は練習の冒頭約15分間が公開され、ランニングやボール回しなどが行われた。