佐々木則夫氏(61=J2大宮トータルアドバイザー)は日本初のFIFA主催大会制覇となる11年の女子W杯ドイツ大会優勝で、最年少の58年生まれ、61歳で殿堂入り。

女子の指導を始める際に「『パパなら合うと思う』と勘めいた言葉で背中を押してくれた」という淳子夫人、長女千尋さんに壇上で感謝。「将来的な現場復帰はないとは言えないけど、今はバックヤードで女子の環境を整えていく方が重要」との考えも示した。後継の高倉ジャパンには「東京オリンピック(五輪)は惜しかったでは済まない。どんな色でもいいのでメダルを」とエールを送った。