東京五輪世代のU-22日本代表のブラジル遠征メンバーに選ばれたMF三笘薫(4年)を擁する筑波大は、東洋大に競り負けた。

前半12分にセットプレーから失点し、直後の前半21分にもセットプレーの流れから失点。終盤は猛攻を仕掛けたが追いつくことはできなかった。

三笘は、積極的なドリブルでの仕掛けや決定的なラストパスを供給したが、遠征前の試合を勝利で飾れず「前半の2失点が試合を難しくしてしまった。前半の入りを修正しないといけない。チームとして勝負を決められるような選手にならないといけない」と猛省した。

6日からブラジルの地へと旅立つ。トゥーロン国際大会の決勝で対戦したブラジルとの再戦で、今回はFWロドリゴ(Rマドリード)らビッグクラブで活躍する精鋭が集う。三笘は「トゥーロンより、スピード感も全然違うと思う。今の自分の立ち位置を知って、どれだけ通用するか測れるかが大事」と話した。

海外組を含めた代表活動となる。自身の立ち位置を「当落線上ギリギリだと思う。ラストチャンスだと思ってやりたいですし、結果とゴール、アシストにこだわってチームの勝利に貢献できたら」といい、決意を口にした。