今年3月以来、約7カ月ぶりに日本代表に選出されたFW鎌田大地(23=フランクフルト)が8日、羽田空港に帰国し、久しぶりの代表活動での活躍を誓った。

今回は不動の1トップのFW大迫勇也(29=ブレーメン)が太もも負傷で選外となっていることもあり、同位置を任される可能性もある。鎌田は「彼(大迫)のようなプレーは僕自身はできないと思いますし、自分のできることを最大限やっていければ」と意気込んだ。

17年6月にドイツ1部フランクフルトに移籍し、18年8月からのベルギー1部シントトロイデンへの期限付き移籍を経て今季から復帰。「チームのレベルもすごく上がった」と語る新天地で、ここまで公式戦全試合出場を果たすなど活躍を続けたことが代表復帰にもつながった。「試合に出られていることが成長につながっている」と充実感もにじませ「(代表でも)チームに貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

また、この日の同時間帯にはDF吉田麻也主将(31=サウサンプトン)、冨安健洋(20=ボローニャ)、MF柴崎岳(27=デポルティボ)、伊東純也(26=ゲンク)、南野拓実(24=ザルツブルク)も羽田空港に相次いで到着。各選手ともに居合わせたファンとの写真撮影やサインなどに丁寧に応じた。

日本代表はW杯アジア2次予選で10日にホームのモンゴル戦(埼玉)、15日にアウェーのタジキスタン戦(ドゥシャンベ)と戦う。冨安は「アジア予選ですし、結果にこだわって、隙をみせないようにできれば」と力を込めた。