ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組の日本-モンゴルが10日、埼玉スタジアムで行われる(午後7時35分キックオフ)。

国際サッカー連盟のランキングは日本が31位、モンゴルが183位と大きな差がある。

大相撲などで縁の深い両国の対戦は初めて。神聖な土俵に続き、緑のピッチでついに顔を合わせる。

角界でも、話題は両国の対戦で持ちきり!? 屈指のサッカー通として知られる横綱鶴竜(34=井筒)は9日に栃木・大田原市で行われた秋巡業に参加。“初顔合わせ”に、モンゴル出身の鶴竜は「どれだけ通用するか楽しみ」と興味津々だった。

鶴竜、白鵬の両横綱を含め、秋巡業に参加しているモンゴル出身の関取7人は日本戦を「テレビで見る」と口をそろえた。

予想スコアは「良くて0対5」と鶴竜。「10点取られても不思議じゃない。日本からいい勉強をさせてもらってほしい」と、胸を借りることで今後の糧とすることを期待した。

なお、サッカー好きとみられる元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルシ氏も来場を予告。モンゴルのワイス監督は「ヨコズナが来てくれれば心強い」と話していた。