日本代表森保一監督(51)は1日、兼務するU-22(22歳以下)日本代表監督として臨む17日の親善試合同コロンビア戦(Eスタ)に、MF堂安(PSV)と久保(マジョルカ)を招集する意向を示した。

A代表固定の2人が招集されれば、同監督が指揮する五輪世代の試合では初めて。今回はU-22が初めて国内で行う親善試合。本番想定の招集を日本協会に求めた。現在、最終調整中でメンバー発表は5日の予定。

森保監督はこの日、コロンビア戦の舞台となる広島市内であいさつ回りを行った。注目はメンバー選考で、堂安と久保について問われると「結論は出ていない」と前置きしながら「東京五輪を目指すチームなので可能な限り招集したい」と話し「日本協会にはリクエストしている」と各所属先との交渉待ちを強調した。

A代表の14日W杯アジア2次予選キルギス戦を敵地で終えれば、複数の欧州組は所属先に戻る予定。逆に堂安や久保は離脱せずに帰国し、五輪世代と合流してコロンビア戦に臨むのが理想の流れだ。A代表で臨む19日ベネズエラ戦を含めて「3チームの構成で考えている」。わずか6日間で3試合を指揮する森保監督の苦悩は続く。