U-17日本が、すでに突破を決めていたセネガルを1-0で下し、2勝1分けで勝ち点を7と伸ばし、D組の首位通過を決めた。

序盤から一進一退の展開が続き、日本は前半ロスタイム、DF中野伸哉(鳥栖ユース)がゴール前へ抜け出し、左足シュートを打つが、ゴールポストにはじかれた。

後半、日本はFW西川潤(桐光学園)を軸にセネガルゴールに迫った。30分、西川のスルーパスパスからFW唐山翔自(G大阪ユース)が右足でゴールを狙うが、ゴール枠を外す。

均衡が破れぬまま、迎えた後半38分。左サイドでMF藤田譲瑠チマ(東京Vユース)が中央へパス。これをFW西川が鋭い出足からワンタッチでゴール前へ持ち出し、左足でニアサイドを打ち抜いた。待望の先制点が、決勝点となった。

オランダ、米国、セネガルという強豪ぞろいのグループにあって、日本が首位突破を果たした。決勝トーナメント1回戦は6日(日本時間7日)に行われる。