U22日本代表DF瀬古歩夢(19=C大阪)がアピールに成功した。3バックの左で先発し、後半途中からは左から中央に位置を変更。守備はほぼ無難にこなし、フル出場を果たした。前半途中にはFW小川への縦パスで決定機を演出した。

「与えられたポジションでどれだけやれるか。自分をアピールするためにも積極的にプレーした方が印象に残る。(決定機の場面は、小川が)タイミングよく動きだしてくれたので、あとは決めてほしかった」。後半にもロングフィードで好機をつくるなど攻撃参加に意欲的だった。

瀬古は10月のブラジル遠征まではメンバーに選ばれていたが、今回は当初の発表では落選。だが負傷者などの関係で追加招集されていた。今回、23人が招集されているが、五輪は最終的に18人しか登録されない狭き門。この試合をきっかけに絶対的な地位を築きたい。