日本協会が、欧州に拠点をつくることが12日、分かった。日本人選手の欧州進出が盛んで、東京五輪及びA代表候補者が50人以上欧州クラブに在籍していることなどから、欧州に事務所を構え、職員を常駐させる。ドイツ・デュッセルドルフが第1候補地になる。3月、遅くても4月までには事務所開きする予定だ。

先月末の技術委員会で関塚隆委員長は、各委員に「欧州組が増え、クラブとの交渉や選手の体と精神面を含むケアもあって、欧州に日本協会としても拠点を作ることを検討していく」と話している。今日13日の理事会で協議し、承認されれば、速やかに実行に移す。

開催まで半年を切った五輪本大会、W杯アジア2次予選、今秋から始まる最終予選、さらに来年、再来年と続く代表活動に向け、選手の円滑な招集と欧州組の競技力向上へ、日本協会が新たな挑戦に踏み切る。