元日本代表DF内田篤人(32=鹿島アントラーズ)の引退発表を受けて21日、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が「これまでのサッカー界、日本代表への貢献に心からの感謝を伝えたいと思います」とコメントを寄せた。

続けて「32歳という若さで引退することは残念ですが、内田選手は、日本、そしてヨーロッパにおいて確実な実績を残しました。そのプレーは多くのファンの脳裏に刻まれていると思います」と功績をたたえた。

内田のことは「清水東高校でプレーをしていた17歳の時からよく知っており、優秀な早生まれの選手が埋もれないようにするために立ち上げたプロジェクトの1期生でした」という。

内田のプロ入り後は、田嶋会長も日本協会で専務理事、副会長、会長を歴任。「U-17日本代表に選ばれて以降、U-20ワールドカップ(W杯)や北京オリンピック(五輪)と各年代の日本代表として活躍。SAMURAI BLUE(日本代表)にも10代で選出されるなど、長年にわたって日本サッカーに大きく貢献してくれた選手です。これからのますますの活躍を期待し、引き続き応援していきたいと思います」と結んだ。