8月23日に現役引退した元日本代表DFの内田篤人氏(32)が14日、千葉県内で始まったU-19日本代表候補合宿で指導者デビューを果たした。

日本協会が新設したロールモデルコーチとして代表の黒いジャージーを着てピッチに登場。パス回しなどでは選手に加わって約3週間ぶりのプレーも披露し、報道陣から「まだ動ける?」と問われると「そりゃあ、まぁ」と笑顔で答えた。内田氏と同じ右サイドバックを主戦場とする選手に身ぶり手ぶりで指導する場面も。午前練習後のミーティングでは「まだまだ足りない」とハッパもかけたといい、同代表の影山監督は「優しいながらも厳しい言葉で言ってくださった。彼が言えば練習がスッと締まる」と話した。