日本サッカー協会は9日、日本代表対カメルーン戦(オランダ・ユトレヒト)前に選手とサポーターが交流するオンラインイベント「SAMURAI BLUEとリモートハイタッチ」を開催した。

同イベントは、試合が無観客試合となることなどから、スタジアム内の通路やピッチ脇などにカメラを設置して「Zoom」でつなぎ、ウオーミングアップを始める選手たちに参加者がメッセージボードやフラッグで想いを届けるというもの。互いに会話を交わすことはできないが、選手登場前には反町康治技術委員長や川口能活GKコーチがカメラに笑顔で手を振るなどして交流。選手がロッカールームからカメラのある通路へと姿を見せると、参加したサポーターらは「頑張れ日本」「この日を待ってました」などと書いたうちわやメッセージボードを振り、エールを送った。選手もカメラに笑顔でハイタッチするなどして応え、勢いよくピッチへと出ていった。

ピッチではウオーミングアップでパス回しを行う選手のすぐ近くまでカメラが接近し、臨場感あふれる映像を配信。参加したサポーターらも笑顔で見守った。イベントでは試合開始の約1時間前から同約10分前まで現地映像を届けた。