日本サッカー協会は7日、11月の日本代表のオーストリアでの活動に招集したMF堂安律(ビーレフェルト)が、「クラブの事情」により不参加となったと発表した。招集メンバー発表は5日。2日後にひっくり返った。

日本は13日にパナマ、17日にメキシコとの国際親善試合を予定している。

ビーレフェルトは5日に、堂安ら各国代表に招集された選手の派遣に応じないと発表していた。新型コロナウイルス感染拡大防止対策によるもの。

堂安が国外であるオーストリアで行われる活動から、ドイツに戻った際、5日間の隔離が必要となることなどが理由。

日本協会とすれば、メンバー発表後にクラブ側に公式サイトで拒否され、その後、約2日遅れて不参加を発表するという事態。招集をめぐり、どのような交渉をしていたかが問われる出来事ともいえそうだ。