オーストリア遠征中のサッカー日本代表(FIFAランク27位)はパナマ代表(同77位)に1-0で競り勝った。

日本は序盤、相手の背後を狙い好機をつくる。前半1分、DF室屋が倒されペナルティーエリア右脇でフリーキックを得る。キッカーのMF久保のクロスをMF橋本が頭で合わせたがGK正面だった。前半7分には、DF植田のロングフィードに抜け出した1トップに入ったMF南野がシュートを打つが、相手DFにブロックされた。互いに決定力を欠き前半を0-0で折り返した。

日本は後半頭からMF橋本に替えてMF遠藤を投入。遠藤が中盤で起点となり徐々に攻撃のリズムが生まれる。試合が動いたのは後半16分。MF久保のスルーパスに抜け出した南野が相手GKにペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。南野が中央下に蹴りこみ先制に成功する。

後半33分には、途中出場のFW浅野がMF鎌田の縦パスに抜け出し相手GKと1対1に。しかし、ペナルティーエリア外に飛び出した相手GKが浅野を倒しレッドカードで退場になった。