オーストリア遠征中のサッカー日本代表(FIFAランク27位)は、MF南野拓実のPKからの決勝点でパナマ代表(同77位)に1-0で競り勝った。

決勝点につながる南野へのスルーパスを送ったのは、MF久保建英(19)だった。スペイン1部ビリャレアルで見せる正確な技術をこの日も随所に発揮。前を向いてボールを持つと、柔らかいタッチのグラウンダーボールをパナマDF陣の裏へ送った。

久保はその場面について「遠藤選手から素晴らしいボールがきて、南野選手が素晴らしい動きだしをして出すだけだった」と冷静に振り返った。ゴールこそならなかったが、攻撃のキーマンとしての存在感は高まるばかりだ。