サッカー日本代表と東京五輪世代のU-24日本代表を指揮する森保一監督(52)が2日、オンラインで取材対応した。

森保監督は2月26日と27日にそれぞれJリーグの開幕節の試合を視察予定だったが、のどに違和感があったことから大事をとってとりやめていた。この日までにスマートアンプ法によるコロナ検査も行い、陰性を確認した。

「熱が一瞬37・6度になり、すぐに下がったが、コロナ禍で周囲を不安な気持ちにさせるのはよくないと思った」と、視察を中止した理由を語った。当時はわずかにせきなどは出たというが「コロナ禍でなければ100%仕事をやれていた」くらいの体調だったという。

感染対策には万全を期し、3月に控えるA代表のW杯アジア2次予選モンゴル戦、U-24日本代表の同アルゼンチン代表との国際親善試合に向けた準備を進めている。五輪代表の強化試合が決まったことに「うれしく思う。個々のレベルアップをしてチーム強化ができれば」と話した。

A代表も含め、海外組の招集がどこまでできるか不透明な状況。「その時のベストを考えたい」と、臨機応変な対応で貴重な強化の場を最大限に生かす。