U-24(24歳以下)日本代表に選出された名古屋グランパスのFW相馬勇紀(24)が19日、発表後にオンラインで取材に応じた。

選出に関しては「素直にうれしい。今年の目標の1つに五輪出場と活躍があった。(目標は)変わらず、攻撃であれば得点と、得点にかかわること」と説明。開幕5連勝で好調名古屋の攻撃をけん引する存在らしく、ゴールに執着する姿勢を示した。

堂安、久保といった東京五輪の中心とされる顔ぶれとは今回、初めてプレーすることになり、「わくわくしている。僕はスピード、ドリブル、攻守両面で戦えるのが強みと思っている」とライバル心をのぞかせた。

三笘とは左サイドで自身のポジションと重なる。「ライバルであり、仲間でもある。競争が激しいほどいいチームになるので、練習ではバチバチしながら、アピール合戦になるので、気持ちを入れてやっていきたい」と意気込んだ。

名古屋は21日に敵地鹿島アントラーズ戦を控える。今季は先発、途中出場を繰り返しており、順番でいけば鹿島戦はベンチスタートになる。今季5試合1得点の相馬は、前節横浜FC戦で初めてフル出場し「最後まで走り切れた。やっと、戦うベースがつくれ、状態が上がってきた。(相手に警戒されても)ぶっちぎれるだけの馬力がある」と揺るぎない自信を口にした。