日本代表DF松原健(28=横浜F・マリノス)が28日、オンライン取材に応じた。

25日の国際親善試合韓国戦でゴールを決めたDF山根視来(27=川崎フロンターレ)と同じ右サイドバック。ライバルが活躍する一方で、自身は出番なく終わった。「視来がああやって結果を残したことは、僕にも良い危機感を与えてくれた。視来にないものを持っているので出していけたら」と、30日のW杯アジア2次予選モンゴル戦でのアピールを誓った。

14年のアギーレジャパン以来、7年ぶりの日本代表招集となった。「欧州組との違いは、球際や体の使い方。Jリーグの選手たちとは、1枚も2枚もレベルが違うと感じた」と、強度の高いリーグで戦う選手たちから感じるものがあったという。

ライバルの山根は、主将DF吉田麻也(32=サンプドリア)から「Jリーグの1・5倍くらいの力で行かないとダメ」と言われたことを明かしていた。松原は「視来が1・5倍なら、僕は2倍以上で行かないと、ポジションは取れないと思う。より危機感をもってやっていきたい」と、自身により高い要求を課した。